志らく 二階幹事長、麻生財務相に「何とかして我々が助けますからっていうメッセージ性がない」

[ 2021年1月25日 13:52 ]

落語家の立川志らく
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 落語家の立川志らく(57)が25日、MCを務めるTBSの情報番組「グッとラック!」(月~金前8・00)に出演。自民党のベテラン議員の発言に批判が出ていることに言及した。

 番組では、自民党の一部のベテラン議員の発言に憤る視聴者の声とともに、二階俊博幹事長(81)が19日放送のテレビ番組で、政府のコロナ対策が十分かと聞かれ「他の政党に何ができますか。他の政治家が何ができますか。今、全力を尽くしてやっているじゃないですか。いちいちそんなケチをつけるもんじゃないですよ」と発言したことや、麻生太郎財務相(80)が22日の会見で一律10万円の給付金再支給について聞かれ「あれは国債発行してんだから政府の借金でやるんだよ。後世の人たちにさらに借金を増やすということですか」と答えたことなどを紹介した。

 志らくは「こういう個性豊かなアクの強い政治家っていうのは昭和の時代にはたくさんいました。ただある意味、昭和の時代っていうのはでたらめな時代ですから、それが力強いっていう魅力はあったんだけど、やっぱり昭和の時代のでたらめな部分を今直していく、それが平成という時代だった。やっぱり、この物言いというのは今の時代に合わないんですよね」と指摘。

 そして「みんな一生懸命働いている人たちが、もうどうにもならないんだと。やっていけないんだと。この食べ物がいっぱいある時代に子どもを抱えながら乾麺しか食べることができないんだっていう、こういった人たちが“ありがとう”って言ってくれるようなお金の使い方をすればいいのに。言ってることは確かに間違ってないけど、物言いなんですよ。何とかして我々が助けますからっていうメッセージ性がないから、“あんたたちは困っているなら死ね”と聞こえる。この物言いを何とかしてくれないと、やっぱり不満は出てきますね」と自身の見解を述べた。

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