橋下徹氏 石原伸晃衆院議員のコロナ陽性即入院に理解「これ医師の判断で既往症があるわけですよ」

[ 2021年1月25日 08:45 ]

橋下徹氏
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 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(51)が25日、TBSの情報番組「グッとラック!」(月~金前8・00)に出演。自民党の石原伸晃元幹事長(63)が新型コロナウイルスに感染したことに言及した。

 石原氏の事務所によると、石原氏は新型コロナの感染拡大を受けて同僚の議員から勧められ、21日にPCR検査を行い、22日に陽性が確認された。現在無症状で体調は安定しているが、不整脈の既往症があるため、大事をとって都内の病院に入院しているという。

 橋下氏は「これはお昼の会食なんですよね。僕は、飛沫感染を防ぐということが今大きな目標なのであれば午後8時以降のアルコールを伴った飲食をやめようということで営業自粛もやっているので、午後8時以前はお店のことも考えて、きちんと感染対策をやった上での会食は当然認められることだと思う。そうでないとお店はやっていけませんから。だから全部だめだって言うんならお店を全部閉めさせて全部休業補償、これが1つのやり方です」と自身の考えを述べた。

 そして「おそらく国民の皆さん、そう思っているのかも分からない、それでとにかく人出を抑制しようとしているのかも分からないけど、僕は政府の方針通り午後8時以降やめればいいという考え方ですからそれ以前は責められる話ではないと思う」と続けた。

 さらに「石原さん、対策をやっていたということを言われていますので。それから無症状で入院してたってことをすごい責められてますけど、これ医師の判断で既往症があるわけですよ」とし、「実は僕も昨年3月の20何日にちょっと熱が出て2週間待機をしました。2週間たっても喉の痛みと熱が全然止まらなくて最後医者に行ったらこれはまずいということでPCR検査をやったんですよ。そうしたら世間から“お前、特権使ってPCR検査受けたんじゃないか”ってもう批判を受けました。ただ実は今、亜急性甲状腺炎っていってかれこれ10カ月くらいたっているんですけど、まだ治療中なんですよ。ただその当時は、僕がPCR検査を広げるべきじゃないって言ってたこともあるので批判を受けてもしようがないんですけど、いろんな事情があるんで石原さん、無症状だからまずいって言って、じゃあ既往症があってこれでもし死に至るとかいうことになったら大問題じゃないかってことになるから、そのへんは批判するにしてももうちょっと冷静にいろいろ言っていくべきだと思います」と述べた。

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