橋下徹氏 国会議員の定年制に「一定の期間でやめるシステムをつくり政治を活性化した方がいい」

[ 2021年1月25日 14:26 ]

橋下徹氏
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 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(51)が25日、TBSの情報番組「グッとラック!」(月~金前8・00)に出演。自民党青年局(局長・牧島かれん衆院議員)が19日に衆院選比例代表候補に適用される「73歳定年制」の堅持を求める申し入れ書を執行部に提出したことに言及した。

 自民党青年局に対応した二階俊博幹事長は「青年局の活動は常に応援している」と述べるにとどめ、定年制には触れなかった。73歳定年制は党の内規。適用されれば、小選挙区候補は比例との重複立候補ができなくなる。「人生100年時代」を掲げて撤廃を求めるベテランと、組織活性化のため維持を訴える若手が対立した経緯がある。

 橋下氏は「一定の期間でやめるシステムをつくり政治を活性化した方がいい」とし「法律でつくるかどうかは議論があるところだと思うんですが、政治家の新陳代謝は必要」と主張。その理由については「僕も政治を8年やりましたけど、8年でいいところなのかなと。だから次の世代に譲って次の世代に頑張ってもらう。政治家にとって1番重要なのは情熱、パッションでこれは正直、僕も38歳からやり、今50歳過ぎましたけど、このパッションの力っていうのは以前に比べれば弱まってます」と説明。その上で「だからこれは僕は一定の期間を決めて次の世代に渡していく」と自身の考えを述べた。

 そして「年がいった人がいらないのかって言ったらそうではなく、その人たちはちょっと後ろに下がってサポート役をすればいい」とし「世界を見てください。みんな一国のリーダーは40代くらい。僕はそういう日本の政治を期待している」と話した。

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