古市憲寿氏 菅首相の緊急事態宣言追加に「本当は宣言を出したくない…でも、世論に負けて」

[ 2021年1月14日 09:33 ]

フジテレビ社屋
Photo By スポニチ

 社会学者の古市憲寿氏(35)が14日、フジテレビ「とくダネ!」(月~金曜前8・00)に出演。菅義偉首相が13日に新型コロナウイルス感染症対策本部を官邸で開き、新型コロナ特別措置法に基づく緊急事態宣言の対象地域に栃木、岐阜、愛知、京都、大阪、兵庫、福岡の計7府県を追加したことについて言及した。

 菅首相は、記者会見で「全国への感染拡大を防ぐためだ」と説明。対象外の地域でも、宣言に準じた対策を講じる場合は、飲食店の営業時間短縮を巡り同様の支援を行う考えを表明した。政府と、発令対象の都府県による連絡会議を新設することも明らかにした。11カ国・地域との間で例外的に認めているビジネス関係者の往来は一時停止し、外国人の新規入国は原則認めない方針。緊急事態宣言と往来停止の期間はいずれも2月7日まで。

 古市氏は、菅首相の緊急事態宣言発令に「菅さん自身は、端から見ていると、本当は宣言を出したくない、経済を回したい。でも、世論に負けて出しちゃった、それでどんどん制限厳しくしている。世論に押されているように見える」と自身の見解を述べた。

続きを表示

2021年1月14日のニュース