東京MX “ランボルギーニ騒動”謝罪「出演者とは話し合って解決」

[ 2020年4月28日 05:30 ]

 東京MXテレビは27日までに、昨年放送したバラエティー番組「欲望の塊」で賞品の超高級車を優勝者に届けていない問題について謝罪し、再発防止策を公表した。

 番組の企画会社や制作体制の把握が不十分だったことなどを挙げ「放送倫理を全うする十分な組織となっていなかった」と原因を説明。「地上波放送局としての信頼を取り戻す最後の機会」と謝罪した。後藤亘会長と伊達寛社長が役員報酬の20%を3カ月分、自主返納する。

 同番組は昨年1~3月に放送され、2000万円相当のランボルギーニを巡ってホスト16人がゲームなどで競った。今年1月に優勝賞品の未着が明らかになったが、同局は「外部の会社に任せていた」との説明に終始し批判を集めていた。

 憤っていた優勝者らについて、同局編成部は「出演者とは話し合って解決しています」とし、解決策は明かさなかった。自殺したとみられている企画会社の男性プロデューサーに関しては「本件番組に関わっていた方が亡くなられたことについては謹んでお悔やみ申し上げます」とした。

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