将棋大賞 渡辺明3冠、7年ぶり最優秀棋士賞に

[ 2020年4月2日 05:30 ]

最優秀棋士賞に選出された渡辺王将
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 2019年度に活躍した棋士を表彰する第47回将棋大賞の選考会が1日、東京都渋谷区の将棋会館で行われ、最優秀棋士賞には渡辺明王将(35)=棋王、棋聖との3冠=が13年度以来7年ぶりに選ばれた。

 渡辺は第69期大阪王将杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)7番勝負と棋王戦でタイトルを防衛。昨夏は初の棋聖位も奪取しており、年間を通じ高レベルで安定した成績を残した。

 なお名局賞特別賞は昨年11月に行われた王将戦挑戦者決定リーグの広瀬章人竜王(当時)―藤井聡太七段戦に決定。初のタイトル戦出場にあと1勝と迫った藤井を広瀬が劇的に下した熱戦として評価された。

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