RADWIMPS野田洋次郎「エール」で朝ドラ初出演!窪田正孝と同期の作曲家役「うれしく思います」

[ 2020年3月6日 14:04 ]

次期NHK連続テレビ小説「エール」で朝ドラ初出演を果たす「RADWIMPS」の野田洋次郎(C)NHK
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 ロックバンド「RADWIMPS」のボーカル・野田洋次郎(34)が3月30日にスタートする次期NHK連続テレビ小説「エール」(月~土曜前8・00、土曜はダイジェスト)にレギュラー出演し、朝ドラ初出演を果たすことが6日、分かった。番組公式サイトで発表された。主人公と同期の作曲家を演じる野田は「かつて日本の音楽の礎を築いた方々の人生を、少しながら追体験させてもらえる機会を頂き、うれしく思います」と意気込んでいる。

 野田は2015年公開の映画「トイレのピエタ」で演技未経験ながら主演に抜擢され、日本アカデミー賞新人俳優賞などを受賞。17年4月期のテレビ東京「100万円の女たち」でドラマ初出演にして初主演。約2年ぶりの俳優業で、朝ドラデビューを果たす。

 俳優の窪田正孝(31)が主演を務める朝ドラ通算102作目。男性主演は14年後期「マッサン」の玉山鉄二(39)以来6年ぶりとなる。モデルは全国高等学校野球選手権大会の歌「栄冠は君に輝く」などで知られ、昭和の音楽史を代表する作曲家・古関裕而(こせき・ゆうじ)氏(1909~1989)と妻で歌手としても活躍した金子(きんこ)氏。昭和という激動の時代を舞台に、人々の心に寄り添う曲の数々を生み出した作曲家・古山裕一(窪田)と妻・関内音(二階堂ふみ)を描く。

 この日発表されたのは、東京編のキャスト。昭和5年、福島と豊橋、それぞれの故郷に別れを告げ、上京した裕一と音は新生活をスタート。裕一は、レコード会社「コロンブスレコード」の専属作曲家として働き始め、音はオペラ歌手になるために音楽学校に入学。個性豊かな人たちに囲まれ、2人はそれぞれの夢に向かって歩み始める。

 野田が演じるのはコロンブスレコードに裕一と同期で採用された作曲家・木枯正人(こがらし・まさと)。ギターが得意で、行きつけのカフェで弾き語りを披露したりする。

 野田は「かつて日本の音楽の礎を築いた方々の人生を、少しながら追体験させてもらえる機会を頂き、うれしく思います」と喜び。「古山裕一、関内音、そして、その周りで瑞々しく生きる人々みんながとにかく愛しいです。きっと見てくださる皆さんの毎日に、素敵な彩りを加えてくれることと思います。是非、裕一、音たちと一緒に泣いたり笑ったりしてください。そして流れてくるたくさんの素晴らしい曲たちに、身を預けてみてください」と呼び掛けた。

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2020年3月6日のニュース