未知やすえ 山田スミ子さんは“雲の上の存在”だった…「貫禄が凄かった」

[ 2019年3月7日 22:10 ]

「energy〜笑う筋肉〜」のゲネプロを新喜劇メンバーと観賞した未知やすえ(後列左から4人目)ら
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 吉本新喜劇の未知やすえ(55)は7日、直腸がんのため、2月12日に73歳で亡くなった元吉本新喜劇マドンナで女優の山田スミ子(やまだ・すみこ=本名・山田寿美子)さんについて話し「ホントに偉大な方でした。貫禄が凄かった。話しかけられなかったです」と雲の上の存在だったことを明かした。

 未知は79年に吉本入りし、82年に漫才師としてデビュー。85年から吉本新喜劇での活動を開始し、山田さんの姿を追っていた。亡くなったことを知ったのは5日。なんばグランド花月の出番前だった。「驚きました。その後は、あき恵姉さんと思い出話ばかいしてました」。先輩の浅香あき恵(62)と山田さんの話をしたそうだ。

 漫才師時代から、罵倒されたり、言うことを聞いてもらえなかった時に、温厚な性格を一転させて怒り出すキレ芸をネタにしていた未知。山田さんの後、新喜劇でのキレ芸の後を継いで今がある。「パワーが凄く、舞台ソデにいても、ブルッしました。私が頑張って継承していかないとだめですね」と決意を新たにした。

 この日は大阪城公園内の「COOL JAPAN PARK OSAKA」で開催された「energy〜笑う筋肉〜」を観賞。「興奮しました。もう一度、観に来たい」と語った。

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2019年3月7日のニュース