菅田将暉「3年A組」撮了に感慨「今作が遺作となっても、なんの悔いもありません」

[ 2019年3月7日 20:00 ]

クランクアップを迎え、笑顔で花束を受け取る(左から)椎名桔平、菅田将暉と永野芽郁(C)日本テレビ
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 10日に最終回を迎える日本テレビ「3年A組―今から皆さんは、人質です―」(日曜後10・30)で主演を務める菅田将暉(26)がこのほど、クランクアップを迎えた。

 菅田演じる高校教師・柊一颯(ひいらぎ・いぶき)が、担任するクラスの生徒29人を人質に取り、自ら命を落とした生徒の死の真相について、卒業式までの10日間で「最後の授業」を行うという学園ミステリー。NHK連続テレビ小説「半分、青い。」でヒロインを演じて以降、初のドラマとなる永野芽郁(19)が人質に取られる生徒役(茅野さくら)で出演。テンポの良いドラマ展開と、回を追うごとに生徒たちの“素顔”と教師・柊の“思い”が明らかになっていき、視聴者を魅了している。

 菅田は、刑事(郡司真人)を演じる椎名桔平(54)とともにクランクアップ。2人の最後の撮影となったのは、魁皇高校の屋上に繋がる階段の踊り場のシーン。椎名が演じる刑事・郡司は、一颯の人質となっており、二人の熱いバトルがこのドラマの最後の収録となった。

 すべての収録を終えた菅田は既にクランクアップしていた永野から花束を受け取り「この作品が遺作となっても、なんの悔いもありません、そのくらいの気持ちです。今持っているもの全てを出しきりました。そして全てを受け取ってもらいました。本当にハッピーです。こんな素晴らしい花束をもらって、こんなに嬉しいクランクアップはありません。本当にお世話になりました。」と感慨深げ。

 椎名は小室監督から花束を渡され「どんな展開になるのか、スタートの時点では詳しくは分からなくて、毎回台本を読むのも放送を見るのも楽しくて。本当に皆さんありがとうございました」とコメント。すべての撮影が終了した「3年A組」。教室の黒板には、一颯おなじみのセリフ「Let’s think!」の文字が映写機で投影されていた。

 「3年A組」が迎える運命の10日目。最終回が放送される3月10日は、ドラマの設定の中でも、時を同じく3月10日を迎えることになる。第9話の平均視聴率が自己最高12・9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。すべての謎が明らかになる最終回がさらなる注目を集めそうだ。

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