NHKが落語アイドル育成番組 オーディションで新ユニットのメンバー選抜

[ 2019年3月7日 17:19 ]

6日に行われたNHK特番「上方ルーキーズ」のオーディション風景
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 NHK大阪放送局の角英夫局長は7日、定例の局長会見で春の新番組、特番について説明。落語家アイドル育成プロジェクトの特番「上方ルーキーズ」(24日深夜0・10、関西ローカル)の制作を発表した。

 1972年、桂文枝(75)がMCを務めるMBSテレビ「ヤングおー!おー!」に月亭八方(71)、桂文珍(70)、桂きん枝(68)、4代目林家小染(故人)の4人でお笑いユニット「ザ・パンダ」を結成。落語家がアイドルとして人気者となった。のちに明石家さんま(63)も加入し、「SOS(サニー&オオサカ・スペシャル)」と改名した。昨年、上方落語協会会長の職を退いた文枝が「落語界からスターを育てられなかったのが心残り」と漏らしており、NHKが新ユニット結成番組を企画することとなった。

 関西で活動する17〜53歳の噺家51人がオーディションに参加。6日の第1次オーディションでは俊敏さを計り、ジャニーズの室龍太(29)、NMB48の村瀬紗英(21)がファッションセンスをチェック。すでに26人に絞られている。「25日の放送までに12〜13人に絞ります。落語に興味を持ってもらい、落語の裾野を広げたい」と同番組制作担当。NHKから二代目「ザ・パンダ」が発足するか。

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2019年3月7日のニュース