吉永小百合 加藤剛さん訃報に「茫然」初共演で「あまりの美しさにうっとり」

[ 2018年7月9日 18:35 ]

吉永小百合
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 女優の吉永小百合(73)が9日、6月18日に胆のうがんのために亡くなっていたことが分かった俳優の加藤剛さん(享年80)を追悼した。所属事務所を通じて書面を送付。「突然のお知らせに茫然としています」とショックを隠せないようだ。

 昭和の名優の訃報は8日、明らかに。所属の劇団俳優座が9日、死因を発表。葬儀・告別式は本人の希望により、6月28日に喪主を設けず家族葬で執り行った。家族主催のお別れの会は9月22日に東京・六本木の俳優座劇場で開かれる。

 吉永は1966年3月、NHK「わが心のかもめ」で加藤さんと初共演。「剛さんのあまりの美しさにうっとりしてしまいました」と振り返った。その後すぐ66年4月、フジテレビ「また逢う日まで」でも共演し「まじめで、すてきでした」と人柄をしのんだ。

 加藤さんが主演を務めた1976年のNHK大河ドラマ「風と雲と虹と」でも共演。平将門(加藤さん)の恋人・貴子を演じた。

 「近年は平和を願って(舞台)『コルチャック先生』を演じられたり、心を込めた活動をなさっていました」と早稲田大学の先輩を称えた。

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