加藤剛さん死去、劇団俳優座が正式発表 死因は胆のうがん、9月にお別れの会

[ 2018年7月9日 14:59 ]

死去した加藤剛さん
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 映画「砂の器」やTBSの時代劇ドラマ「大岡越前」などで知られた俳優の加藤剛(かとう・ごう、本名たけし)さんが6月18日午前10時11分、胆のうがんのため死去したと所属の劇団俳優座が9日、発表した。80歳。

 葬儀は本人の希望で6月28日に喪主を設けず家族葬を済ませた。家族主催のお別れの会は、俳優座劇場で9月22日に行う。

 タバコも吸わず、酒も飲まず、人一倍健康に留意していた加藤さんだが、昨年12月19日に次男の俳優・加藤頼(らい、37)と一緒に出演したテレビ朝日「徹子の部屋」での激痩せぶりがネット上で話題になり、ファンを心配させていた。今春2月に公開された綾瀬はるか(33)と坂口健太郎(26)がダブル主演した映画「今夜、ロマンス劇場で」が最後の出演作となった。

 ◆加藤 剛(かとう・ごう)1938年(昭13)2月4日生まれ、静岡県出身。早稲田大卒。62年、TBSドラマ「人間の条件」でデビュー。65年に「お前にも罪がある」で初舞台。01年に紫綬褒章、08年に旭日小綬章を受章。柔道2段。俳句をたしなみ、無類の猫好きでも知られる。女優の伊藤牧子(81)と68年に結婚。長男の夏原諒(43)、次男の加藤頼(37)も俳優。

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2018年7月9日のニュース