ももクロ有安杏果 今後は“白紙”強調「音楽は好きなので勉強したい」

[ 2018年1月16日 07:30 ]

卒業報告のため東京本社を訪れた、ももいろクローバーZ・有安杏果
Photo By スポニチ

 アイドルグループ「ももいろクローバーZ」を卒業することを発表した有安杏果(22)が15日、東京・越中島のスポーツニッポン新聞社をメンバーとともに訪れ、改めて卒業を報告した。

 今回の卒業について、有安は「引退と取る方はいると思いますけど、私は卒業と言っています」と説明し、「(所属の)スターダストプロモーションとキングレコードとの契約も終了するので、芸能界からはいったん距離を置きます」と“引退”について言及。今後の音楽活動についても「音楽自体は好きなので、これからも勉強することはあると思う」としながらも「今は一切そういうことは考えていないです」と今後は白紙の状態であることを強調した。

 メンバーの百田夏菜子(23)は「寂しい思いと、これから4人になるというイメージがつかなかった。どうなっていくんだろうなという不安もあった」と卒業を聞かされた時の心境を吐露。それでも「4人で話し合う中で、みんな前向きな気持ちになれるように努力した。笑顔で進んでいけたらいい」と気持ちを切り替えた。最年長の高城れに(24)は「最初は信じられなかったけど、8年間ほぼ毎日のように一緒にいて、いろいろな濃い経験をしてきた。習慣がなくなるというか、いろいろなバランスがどうなるかわからないけど、8年間やってきた仲だからこそ、杏果が決めたことを尊重したい。気持ちよく見送りできたら」と背中を押した。

 有安は「8年もこうやって長くこのメンバーで一緒にできて良かったという感謝の気持ちと、メンバーがあーりん(佐々木彩夏)と夏菜子としおりん(玉井詩織)とれにで本当に良かったなと心から思っています。4人の活動もそうですけど、個々の活躍も心から祈っています」とメンバーに感謝しつつ、「『ももクロ』はこれからも変わらないし、今まで私を応援してくれた方にも『ももクロ』をずっと応援していただきたい」とファンに呼びかけた。21日の幕張メッセでのライブは5人の「ももクロ」でのラストライブとなる。「会場で5色のペンライトがそろうのも最後になると思う。今までと変わらない景色を見て、最後のライブを楽しく終えられたら」と話した。

 有安はこの日午後、グループの公式サイトと自身のブログで卒業を発表。所属事務所のスターダストプロモーションは「本人の“普通の女の子の生活を送りたい”という想いを尊重し、同日、弊社との専属マネジメント契約も終了することといたしました」としている。有安卒業後もグループは4人で活動を続ける。

続きを表示

2018年1月16日のニュース