テレ東「池の水」右肩上がり 正月SP13・5%!激戦区でまたも自己最高 しゃべくり、めちゃイケに勝利

[ 2018年1月4日 09:46 ]

テレビ東京「池の水ぜんぶ抜く」シリーズのMCを務めるロンドンブーツ1号2号の田村淳(右)とココリコの田中直樹
Photo By スポニチ

 テレビ東京の人気シリーズ「池の水ぜんぶ抜く」の第6弾「緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦6〜今年も出た出た!正月3時間スペシャル〜」(後5・55)が2日に放送され、午後7時からの120分間で平均13・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)の高視聴率をマークしたことが4日、分かった。各局の正月特番が居並ぶ激戦区で、前回の12・8%を0・7ポイント上回り、またも自己最高を更新した。

 テレ東の正月特番(三が日)で13%以上を記録したのは、2007年1月2日「新春ワイド時代劇 忠臣蔵3部」の14・5%以来11年ぶり。記録ずくめの結果となった。

 横並びの番組は、NHK「ブラタモリ&家族に乾杯」(後7・20〜8・50)=11・3%、日本テレビ「新春しゃべくり007SP!」(後7・00〜10・54)=10・0%、テレビ朝日「夢対決2018とんねるずのスポーツ王は俺だ!!」(後7・00〜11・30)=13・6%、TBS「ニンゲン観察!モニタリングSP」(後7・00〜9・00)=9・3%、フジテレビ「めちゃ×2イケてるッ!中居&ナイナイ日本一周FINAL」(後7・00〜10・00)=6・4%。

 放送時間にズレはあるが、「とんねるずのスポーツ王」に0・1ポイント差で惜敗。「しゃべくり」「めちゃイケ」を上回るなど、各局の強力番組と渡り合った。テレ東によると「池の水」の放送時間で区切ると、同時間帯トップだった。

 池の水を抜くだけの異色番組。昨年1月15日に第1弾が放送され、第3弾で千葉県習志野市長から直々に依頼が舞い込むなど、放送を重ねるごとに話題に。外来種の駆除などを行い、池の環境改善を図ることから、社会的な反響も呼び、今回はついに中川雅治環境大臣(70)が異例の収録現場訪問。「環境省としても外来種問題に取り組んでいるので(番組の存在、取り組みは)ありがたい」と感謝した。

 評判は視聴率にも反映。第1弾(昨年1月15日)=8・3%、第2弾(同4月23日)=8・1%、第3弾(同6月25日)=9・7%と徐々に数字を上げ、第4弾(同9月3日後7・54〜9・54)はシリーズ初の2桁となる11・8%。裏番組の大河ドラマ「おんな城主 直虎」(後8・00〜8・45)の11・3%も上回る“快挙”となった。

 第5弾(同11月26日)も数字を上げ、12・8%をマーク。再び“直虎超え”(「直虎」は11・3%)。17年のテレビ業界に“旋風”を巻き起こした。今回は、さらにアップ。第2弾→第3弾と上昇してから、4回連続で右肩上がりとなった。

 18年1発目となる第6弾は、シリーズ初の3時間スペシャルとして放送。埼玉県草加市長のSOSにより「そうか公園」の池の水を抜いたほか、俳優・満島真之介(28)が参戦し横浜市の「徳生公園」に潜む外来種の駆除に挑んだ。また、昨年水を抜いたすべての池のその後を徹底調査。全17池の現在の様子が明らかになった。

続きを表示

2018年1月4日のニュース