小泉今日子 4年ぶりクドカンの脚本を称賛「魔法のよう」

[ 2017年10月11日 16:47 ]

ドラマ「監獄のお姫さま」の会見を行った(1の左から)坂井真紀、夏帆、満島ひかり、小泉今日子、菅野美穂、伊勢谷友介、森下愛子
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 歌手で女優の小泉今日子(51)が11日、主演するTBSドラマ「監獄のお姫さま」(17日スタート、毎週火曜後10・00)の会見を、共演の満島ひかり(31)、伊勢谷友介(41)、夏帆(26)、坂井真紀(47)、森下愛子(59)、菅野美穂(40)とともに収録中の横浜・緑山スタジオで行った。

 小泉と脚本の宮藤官九郎(47)は、2013年のNHK朝のテレビ小説「あまちゃん」以来のタッグ。「笑いながら、次を読むのが楽しみな連載漫画を待つ気持ちになるけれど、完成した作品を見るとあったかさや悲しみが浮き出てくる魔法のような脚本です」とその魅力を語った。

 女刑務所に服役している5人の囚人が、そのうちの1人のえん罪を晴らそうと奔走する群像劇。小泉は、「女優さんたちは割とおばちゃんなので、完璧じゃない。失敗しながらも、きずなは深いので仲間を助けるために力を合わせて頑張るところが魅力かな」と語った。

 看守役の満島は、後に囚人たちを手助けすることになる設定だが、「皆に八つ当たりする役です。先輩や夏帆ちゃんらにひどい言葉を吐く。宮藤さんは何でこんなことを言わせるんだと、胸が痛くなることもあります」と苦笑い。森下は、「この年になるとノーメークで囚人服を着ると囚人になるので、苦労は全くありません」と余裕を見せ、共演者を爆笑させた。

 伊勢谷は民放の連ドラ初出演で、「映画に比べペースが速いのにこのクオリティー。日本のドラマ界はすごいと思った」と感嘆の表情。囚人たちの標的になる会社社長という役どころで、「寄ってたかっていじられます。囚人の方たちは皆元気なので、怖いものも感じる」と自ちょう気味に話していた。

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