高畑淳子 主演舞台中は禁酒「千秋楽が終わったら酔っ払いが転がっている」

[ 2017年10月3日 18:34 ]

舞台「土佐堀川」で会見した高畑淳子(左)と南野陽子
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 女優の高畑淳子(62)が主演の舞台「土佐堀川」(4〜28日、東京・日比谷シアタークリエ)の公開ゲネプロが3日、同劇場で行われた。

 NHK朝のテレビ小説「あさが来た」の原案にもなった実業家・広岡浅子さんの波乱の生涯を描く。17歳から70代まですべてを演じ切る高畑は、「17歳が一番大変。お見せしてはいけないものを見せているようで…」と苦笑いだ。

 それでも、赤井英和(58)、南野陽子(50)ら共演者と1カ月近く稽古を積み、「情報量が多いのは否めないが、1人1人の志がぶつかり合う、生きている瞬間がつくれたと思う。自信を持って芝居ができる」と断言。本公演中は禁酒が恒例だそうで、「千秋楽が終わったら、そのへんに酔っ払いが1体転がっていると思います」と冗談めかした。

 この日は、強かん致傷容疑で逮捕(不起訴処分)された長男の高畑裕太(24)に関する質問は、主催者側が完全にシャットアウト。その影響による休養で、昨年9〜12月以来の舞台となる高畑は、「お客さまに足を運んでいただき、同じ瞬間をつくり上げるのが芝居のだいご味。高い切符を買って来てくださるのだから、命を懸けます」と意気込んでいた。

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