世陸キャスター織田裕二 注目はラストランのボルト、放送時間も大幅増

[ 2017年4月21日 06:30 ]

TBS「世界陸上ロンドン」のメインキャスターに決まった織田裕二(左)と中井美穂。今大会で引退するウサイン・ボルトのポーズで
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 TBSが独占中継する「世界陸上ロンドン」(8月4〜13日)のメインキャスターが、俳優の織田裕二(49)とフリーアナウンサーの中井美穂(52)に決まった。21日、同局が発表した。2人は、1997年のアテネ大会以来ちょうど20年、11大会連続での起用。織田は「スポーツはドキュメント。本当に何が起こるか分からないじゃないですか。世界最高のドキュメントをライブで楽しみましょう」と熱く呼びかけている。

 最大の注目は、今大会での引退を表明しているウサイン・ボルト(ジャマイカ)のラストラン。世界陸上と五輪で合計19個の金メダルを獲得してきた“人類最速の男”が、この夏ロンドンで20個目の金メダルを獲得するのか。織田も「ロンドンでのラストランでどんなストーリーを見せてくれるのでしょうか。ボルトにとってはこれで『終わり』ですが、ライバルの若い 選手たちにとってはこれが『始まり』だと思います。その終わりと始まりがつながる瞬間に何を見せてくれるのか」と早くも楽しみな様子だ。

 前回の北京大会では64時間にわたる生中継で大会の模様を伝えたが、今回は10日間で93時間の予定。織田は「一気に1・5倍も延びています」と笑わせつつ「8月だから夏休みをとってもらって、毎日朝までお付き合いください。 世界最高のドキュメントをライブで楽しみましょう」、中井も「 ロンドンの気候や風、お客さんの熱狂など、テレビカメラには映らない部分も合わせてより分かりやすくお伝えしていきます」と力を込めた。

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2017年4月21日のニュース