松坂桃李と高橋一生が“競演”「わろてんか」はイケメン朝ドラ 

[ 2017年4月21日 05:30 ]

NHK連続テレビ小説「わろてんか」の新キャスト発表会見に登場した(前列左から)鈴木保奈美、遠藤憲一、葵わかな、松坂桃李、竹下景子、(後列左から)堀田真由、千葉雄大、高橋一生、濱田岳、徳永えり
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 10月2日スタートの次期NHK連続テレビ小説「わろてんか」(月〜土曜前8・00)の新キャスト9人が20日、NHK大阪放送局で発表された。葵わかな(18)が演じる主人公の夫役に松坂桃李(28)、結婚相手になるはずだった男性に高橋一生(36)がキャスティングされた。今をときめくイケメン俳優2人が“競演”する。

 明治後期に京都の老舗薬種問屋の長女として生まれた藤岡てんが、夫・藤吉と寄席経営を始め、大阪を“笑いの都”に変えていく物語。松坂は5年前の朝ドラ「梅ちゃん先生」以来となるヒロインの夫役。「アッハッハ!と大笑いできるような夫婦仲を築きたい。葵さんを支え、笑いジワが増えるくらい笑わせられたら」と目を輝かせた。

 一方、元許嫁(いいなずけ)伊能栞(しおり)を演じるのが、今もっともセクシーな男と言われブレーク中の高橋だ。てんが藤吉のことが好きだと知ると、その恋を後押し。ビジネスでもてんを支えていく度量の広い男。「ドラマの題名のように楽しくお芝居し、充実させたい」と、色気漂う低音ボイスで語った。

 高橋は放送中のNHK大河「おんな城主 直虎」にも出演。主人公・直虎を巡り三角関係になる役で、女性ファンをキュンキュンさせた。今回の朝ドラも構図は同じ三角関係だ。

 2人ともてんを支える役だが、後藤高久チーフプロデューサー(52)によると、藤吉は「夢に向かって突っ走るロマンチスト」、栞は「白馬の王子キャラ」と異なる魅力を持つ。後藤氏は「いい男、気になる男がいろいろ出てくる。女性視聴者はごひいきの役ができれば、毎日がバラ色になるはず」と“イケメン朝ドラ”ぶりをアピールした。いい男に囲まれる葵は「そうそうたるメンバーに囲まれてうれしくもあり、ついていけるのかという不安もありますが、一つのチームとして、時には支えてもらいながら笑って走っていきたい」と意気込んだ。

 5月中旬に京都ロケで撮影開始予定。

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2017年4月21日のニュース