加藤浩次 相方・山本への愛ある怒号振り返る「何も考えてなかった」

[ 2017年2月11日 19:06 ]

フジテレビ金曜プレミアム「キビシー!」番組収録後に囲み取材に応じた加藤浩次
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 お笑いコンビ「極楽とんぼ」の加藤浩次(47)が11日、都内のスタジオで自身がMCを務めるフジテレビのバラエティー番組「金曜プレミアム『キビシー!』」(3月3日後7・57)の収録後に報道陣の取材に応じ、相方・山本圭壱(48)への思いを明かした。

 日本各地で過酷な修行やつらい練習など、超キビシー生活を送る人たちに密着するバラエティー。「めちゃ×2イケてる!」の全身である「とぶくすり」に23歳の時に抜てきされた時のことを振り返り、「ライブに出ているだけで右も左もわからない時に、(片岡)飛鳥さんという今の『めちゃイケ』の総監督に会って、まあ、怒られましたから。収録も行くのはイヤでした。もっと楽しい世界なんじゃないの?って」と苦笑。ただ「イロハを全部教えられた。ここまで厳しく、ここまでみんなが真剣にバラエティーを作っていて、やっと皆さんに笑っていただけるんだなと。そこで勉強になった。今でもそこが土台も土台です」と今でもその時代が芸人としての活動の土台になっていることを明かした。

 これまでの仕事で一番厳しかったことは?との質問には「めちゃイケ」の「M三兄弟」の企画を挙げ、「背中に揚げたてのイカリングを乗せられたことがあって、尋常じゃない熱さだった。あの痛みは忘れられない。一番きつかった」と苦笑いを浮かべた。

 そんな厳しい時代をともに過ごした相方の山本に向けられた「めちゃイケSP」(昨年7月放送)での怒号は記憶に新しいところ。「(復帰までに)10年かかりましたからね、それでも何も始まっていない。ああやって取り上げてもらってもゴールではない。本当の気持ちをぶつけました。(リングに)上がるまで(話す内容は)何も考えてなかったんですよ。テレビに映っているとか気にせず、気持ちをぶつけましたね」。山本に対しては「(気持ちは)伝わっていると思います。あいつもああいうキャラクターだから苦労しているとか見せたくないけど、裏で見てきて、反省していたし、十分つらい思いもしてきたと見ていて思う。そこは伝わって、頑張ってやっていくんじゃないですかね」とコンビ愛を見せた。

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2017年2月11日のニュース