金子ノブアキ 試してみた「養老の滝に行って“養老”という曲を作った」

[ 2017年1月10日 21:43 ]

初の映像作品「Captured」のDVDの発売記念イベントを行った金子ノブアキ(左)と清水康彦監督
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 俳優の金子ノブアキ(35)が10日、都内で行われた自身の映像作品「Captured」(DVD、配信で18日発売)の発売記念イベントでトークショーを行った。

 ロックバンド「RIZE」のドラマーとしても知られる金子の作曲風景などのドキュメンタリー映像や、ソロライブの映像、撮り下ろしのミュージックビデオなどで構成した作品。ソロライブの映像演出を手がけている映像監督の清水康彦氏とタッグを組んだもので、金子は「清水監督との作品作りは何年も前からやっていて、ライブも1年半くらいかな。(昨年6月に行った東京・六本木)のEX THEATERでのライブがひとつの集大成となって、作品として残そうとなった」と説明した。

 金子が行っている実験的な音楽作りにも迫っている。日常にある音を録音し、それを元に音楽を作る「フィールドレコーディング」の様子を収録。金子は「養老の滝に行って、滝の音を録音して“養老”という曲を作った」といい、「出来るか分からないけど、試しにやってみようと。聞いてみると、あの場面にいた感じがするんだよね」と手応えを感じている。

 ほかにも親交のあるコンテンポラリーダンサー・鈴木陽平がダンスを踊る音をベースに、音楽を作る場面もある。清水氏も「普段から“ライブのこの曲の演出はこの映像にしよう”ということをやっていて、“試しにやってみよう”ということが日常的にある。それを感じてもらえたら」とPRした。

 また、今作で迫った音楽やライブ演出の映像を制作するプロセスの結果を披露する場が、2月4日に行う六本木のビルボードライブTOKYOでのソロライブ。金子は「自分の名前でビルボードに出るなんて想像してなかった。楽しみしかないし、いい意味でリラックスしてる」と話し、当日が待ち遠しいようだ。

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2017年1月10日のニュース