「べっぴんさん」年明け1週目平均は20・1% 12週連続大台超え

[ 2017年1月10日 10:15 ]

芳根京子
Photo By スポニチ

 女優の芳根京子(19)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「べっぴんさん」(月〜土曜前8・00)の第14週の平均視聴率は20・1%(ビデオリサーチ調べのデータを基に算出、関東地区)だったことが10日、分かった。12週連続で20%の大台を突破した。

 週平均は第1週=20・0%、第2週=19・8%、第3週=20・3%、第4週=20・1%、第5週=20・3%、第6週=20・8%、第7週=21・0%、第8週=20・5%、第9週=20・6%と推移、第10週=20・9%、第11週=20・9%第12週=20・9%、第13週=20・9と推移。第2週の大台割れから11週連続の大台突破と好調をキープしていた。

 各日の番組平均は4日=19・3%、5日=20・0%、6日=20・6%、7日=20・4=%

 昭和時代の神戸、大阪を舞台に、ヒロイン・坂東すみれ(芳根)が戦後の焼け跡の中、娘や女性のため、子ども服作りにまい進する姿を描く。モデルはアパレルメーカー「ファミリア」創業者の1人、坂野惇子。

 朝ドラ通算95作目。脚本はフジテレビ「ファースト・クラス」などで知られる渡辺千穂氏(44)。演出は梛川善郎、新田真三、安達もじりの3氏。主題歌「ヒカリノアトリエ」はMr.Childrenが書き下ろした。4月1日まで全151回。

 第14週のタイトルは「新春、想いあらたに」。紀夫(永山絢斗)や娘のさくらと一緒に近江の坂東家でお正月を過ごすすみれ(芳根京子)。おめでたい日になるはずが、そこには重々しい空気が。すみれの父・五十八(生瀬勝久)と義兄・潔は、会社の経営方針で意見が合わず討論に。また五十八の兄・長太郎(本田博太郎)とその息子・肇(松木賢三)も商売のやり方で対立した状態が続いていた。さらに、五十八と長太郎が口げんかを始めると、すみれの祖母・トク子(中村玉緒)は声を荒げて二人を叱るが、無理がたたって倒れてしまう。床にふせったトク子だったが、夢の中で亡くなった夫からお告げがあったと五十八と長太郎を枕元に呼び…。一方すみれたちは、新年早々からキアリスを子供用品の総合店にするための準備を進めていく。ベビーベッドなどを仕入れるため、アメリカのメーカーと英語で取り引きができる担当者が必要となり、すみれは大学で英語を中心に学んでいた姉のゆり(蓮佛美沙子)に相談する。しかし、子供が生まれたばかりのゆりは「子育てに専念したい」と話を断り、困ったすみれたちは、外国人相手に話をしていた明美(谷村美月)を頼るが…という展開だった。

続きを表示

2017年1月10日のニュース