清水健アナ 番組で退社への思い説明「悩みに悩み考え決断」

[ 2016年12月26日 19:10 ]

読売テレビ・清水健アナウンサー
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 来年1月末で読売テレビを退社することが明らかになった清水健アナウンサー(40)が26日、メーンキャスターを務める「かんさい情報ネットten.」(月〜金曜後4・47)に出演し、番組の最後に「妻の三回忌を前に、がんの撲滅や入院施設のする活動に専念させていただくことになりました」と約1分にわたってあいさつ。「今、私ができることは何なのか、を悩みに悩み考え決断にいたりました」と経緯を説明した。

 さらに、同番組は退社直前の来年1月27日まで出演することを報告し、「番組を通して、皆さんにお会いできることが私の大きな力です」などと視聴者に向け深々と頭を下げた。

 清水アナは昨年2月、愛妻・奈緒さんを乳がんで亡くし、帯の夕方ニュースを担当しながら2歳の長男を育てる“シングルファザー”。さらに今年2月、その闘病記をつづった「112日間のママ」を発表した以降は毎週末のように講演会をこなすなど、多忙を極める身で関係者によると「子どもとの時間を大切にしたい」と長らくもらしていたという。この日、清水アナは文書で「今、やるべき事を考え、今日の決断に至りました」とコメントしていた。同局は番組の後任については「検討中」としている。

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2016年12月26日のニュース