清水健アナ「ten.」降板と1月末の退社発表 妻の3回忌を前に「本人の強い意志で」

[ 2016年12月26日 14:23 ]

読売テレビ・清水健アナウンサー
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 読売テレビは26日、同局の清水健アナウンサー(40)が来年1月27日をもって「かんさい情報ネットten.」(月〜金曜後4・47)のキャスターを降板すると発表。また、同月末をもって同局を退社する方向で調整していることも報告した。

 同局は「弊社アナウンサーの清水健が1月27日を以って、『かんさい情報ネットten.』のキャスターを降板することをご報告させて頂きます」と発表。また「また、1月末を以って読売テレビを退社する方向で調整に入っている事もご報告させて頂きます」とし、「がんで逝去された奥様の3回忌を迎える2月の前に退社し、一般社団法人清水健基金を通じて、がん撲滅や難病対策に取り組む事業を支援する活動に専念したいという本人の強い意志を受け、送り出す事になりました」と説明した。

 清水アナも同局を通じてコメントを発表。「視聴者の皆様に支えられての私があります。かんさい情報ネットten.を通して皆様にお会いできる事が大きな力になっていました。今、やるべき事を考え、今日の決断に至りました。1月末までしっかりとten.を走り切りますので、よろしくお願いします」と述べた。

 清水アナは2001年に同局に入社し、09年から「ten.」のキャスターを担当。13年5月にスタイリストだった妻・奈緒さんと結婚した。奈緒さんは翌年4月に妊娠が分かったが、直後に乳がんであることが発覚。治療を続けながら長男を出産したが、昨年2月に29歳の若さで亡くなった。その間、清水アナは亡くなる直前の約10日間を除いて看病しながら番組出演を続けていた。

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2016年12月26日のニュース