泉ピン子 “なんで偉そうなの?”質問に「ウソつかないで生きたい」

[ 2016年11月23日 20:05 ]

「1周回って知らない話」に出演した泉ピン子
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 女優の泉ピン子(69)が23日放送の日本テレビ系「1周回って知らない話」(水曜後7・00)に出演。「偉そうな女優」というイメージがついたきっかけや、過去に大女優に激怒されたエピソードを明かした。

 ピン子は芸歴51年目。バラエティー番組では歯に衣着せぬ発言で他の出演者を圧倒するなど、怖くて近寄りがたい雰囲気の持ち主。世間の印象や評判を集めた「なんでそんなに偉そうなの?」という質問に「人生は一度だからウソつかないで生きていきたい。偉そうにしているつもりはない」と答えた。

 1周回って知らない話として「お笑い芸人として芸能界入りしました」と話すと、スタジオは騒然。番組ではピン子のキャリアについて、歌手になることを夢見たが叶わず、芸能関係者のスカウトで歌謡漫談家として18歳でデビューしたと紹介した。

 その後、33歳で初主演ドラマに出演するなど女優業に転身。国民的ドラマとなったNHK朝の連続テレビ小説「おしん」で母親役を熱演するなど、女優としての地位を高めた。だが、仕事が多忙を極めて台本を覚えずに舞台現場入りすることも。そのとき、共演した女優の森光子さんが激怒。「別の仕事が忙しいからといって、仕事の手を抜くのは許しません。見に来るお客さまには関係ない」と叱られたという。それ以降、女優としてのプロ意識が芽生え、どんなに忙しくてもセリフを覚えてから現場に臨むようになったと語った。

 「偉そうな女優」のイメージが定着してしまったのが24年前の報道。ある若手女優が台本を覚えずに現場にきたときにピン子が一喝。自分自身が先輩から教わったことを伝えたつもりだが、芸能ニュースでは“若手イビリ”“若手女優ショックで激ヤセ”などと報じられ世間のバッシングを受けた。当時は批判に悩んだといい、自殺を考えたこともあったと告白した。

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2016年11月23日のニュース