【高畑淳子会見 一問一答(3)】裕太容疑者 芸能界入りし「きれいな方に浮かれていた」

[ 2016年8月26日 11:22 ]

謝罪会見で神妙な面持ちで質問に答える高畑淳子

 23日に強姦(ごうかん)致傷容疑で俳優・高畑裕太容疑者(22)が逮捕された事件で、母親で女優の高畑淳子(61)が26日、都内で謝罪会見を行った。

 会見の一問一答は以下の通り。

――自身の仕事にも影響
「『雪まろげ』という舞台を引き受けていて、(事件が起き)私が舞台に立つべきではないと言ったが、(関係者が)高畑さんじゃないといけないと言ってくれた。この状態で舞台に立つのは、自信がないが、舞台に立つことは贖罪だと思う」

――裕太容疑者の最近の活躍ぶり
「ありがたいと思っていた」

――24時間テレビでは大役を務める予定だった
「本当にお詫びの言葉も見つからない。現場の皆様のことを考えると、想像できないほどのことをなさっているわけですから、何をすればいいのかもわからない」

――裕太容疑者は多方面に迷惑をかけていることを自覚しているか
「頭の回路が止まっているみたいに『申し訳ない、申し訳ない』と…」

――女性に対してどうだったか 
「芸能界に入り、見たこともないようなきれいな方に浮かれていた。男女問わず、すぐ人を好きになる傾向はあった。ここまで愚かだとは」

――会見行うことは知っているか
「知らないと思う。(接見では)きょうのことは言っていないと記憶している」

――接見では謝罪の言葉を繰り返したというが何に対して謝っていたか
「ご迷惑をかけたこと、被害者の方、家族のこと、ここまで力を貸してくれ働く場所を与えてくれた社長にも謝罪をしていたと思う」

――送検される様子を見てどう感じたか
「報道で見た。その時もやはり辛いとかそういうことよりも、これが現実なのかというのが一番近い気持ち」

――送検時、裕太容疑者は呆然としていた様子だったが
「事態を整理できていないように映った」

――親のあり方は
「いろんな方の力を借りて仕事の場を与えてもらっている。母親であり人間であり商品。私だけの気持ちで動いていいのかとも思う。成人してるから自分とは関係ないとは言えない」

――女性への態度は
「彼は誰にでも上から(目線)というのはなかった」

――女性とトラブルはなかったか
「はい」

――奇行などは
「ちょっと変わったところはある子ですけど。奇行…」

――芸能界入りへの不安は
「その時は(裕太容疑者の)変わった要素が意外性を持つ、ありがたいお仕事だなと安易に思っていた」

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