宝塚星組トップ、北翔海莉 サヨナラ公演が開幕 壮絶立ち回り披露

[ 2016年8月26日 18:15 ]

「桜華に舞え」で桐野利秋を演じる北翔海莉(右)と大谷吹優演じる妃海風

 宝塚歌劇団星組トップスター、北翔海莉(ほくしょう・かいり)のサヨナラ公演「桜華に舞え/ロマンス!!」が26日、兵庫・宝塚大劇場で開幕した。明治維新の立役者の1人ながら、西郷隆盛への「義」を重んじるあまり共に散った桐野利秋の半生を描いた話題作。北翔は「この作品に出合うために宝塚に入ったんだ、と思えるほど私にはぴったり」と惚れ込み、クライマックスでは“40人斬り”とも言われる壮絶な立ち回りも披露。サヨナラ公演の王道らしく舞台で潔く散った。

 北翔は98年に入団。月組、宙組と組替えを重ねいったんは専科に渡ったが、15年5月に星組に組替えしてトップスターになる異例の人事が話題を呼んだ。公演は10月3日まで同劇場で行われ、10月21日~11月20日まで東京宝塚劇場で上演される。

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