寛平ら被災3県つなぐ 駅伝マラソンがゴール「来年も続けたい」

[ 2016年8月24日 18:07 ]

「RUN FORWARD KANPEI みちのくマラソン」でゴールする間寛平

 タレントの間寛平(67)らが東日本大震災で被災した福島、宮城、岩手3県を駅伝方式でつなぐ「RUN FORWARD KANPEI みちのくマラソン」は24日、ゴールとなる岩手県宮古市の仮設住宅に到着した。

 最終走者を務めた寛平は、小学生や市民が声援を送る中、両手を上げてゴール。「(復興には)まだまだ時間はかかる。震災が忘れられないよう、来年もマラソンを続けたい」と話した。

 応援に駆け付けた同市の調理師崎田伸恵さん(42)は「津波で何もなくなった町を盛り上げてくれて、みんな元気になった。また来てほしい」と笑顔を見せた。

 マラソンは2012年に始まり今回が5回目。10日に福島県のJヴィレッジをスタートし、宮城県を経て宮古市までの約690キロを約2週間かけ、被災地に縁のある芸人らがたすきをつないだ。

続きを表示

2016年8月24日のニュース