架空の設定のはずが…高須克弥院長キッパリ「ほとんど本当の話」

[ 2016年8月24日 16:09 ]

映画「ディアスポリス―DIRTY YELLOW BOYS―」応援イベントに登場した高須克弥院長

 高須クリニックの高須克弥院長(71)が24日、都内で行われた俳優の松田翔太(30)主演の映画「ディアスポリス―DIRTY YELLOW BOYS―」(監督熊切和嘉、9月3日公開)の応援イベントにタレントの森下悠里(31)とともにゲストで登場。密入国者の裏社会を描く映画に「映画はほとんど本当の話」とぶっちゃけて、報道陣を驚かせた。

 密入国者たちが自らを守るために組織した“裏都庁”で警察署長を務める男・久保塚の暗躍を描いたドラマの劇場版。高須クリニックは同作とコラボをしており、「(原作漫画を)ずっと見ていて、大好き。コラボの話が来た時も一番に手を上げた」と話した高須院長。原作がそこまで好きな理由と聞かれると「患者さん、中国の人がケガした人とかめちゃめちゃになった人とかいっぱいくる。警察には届けないで、自分たちで警察を持っていて、裁判も自分たちでやるからって。日本の人たちともめごとになって、いろいろ問題になると困るって。随分前からそうだったんだけど、やっとマンガで気づいたなと。日本では事件にならないけど、よく知ってますよ」とまさかの暴露。

 ドラマ版からのファンという森下が「架空の話だと思っていて、こんなのあったら凄いな、でもまさかないだろうなって思ってたんですけど」と苦笑する中、「表に出ないから裏なんです。本当の話、(現実は)もっと凄いと思いますよ。随分上品に、日本の皆さんの感性の範囲内に抑えてあった。自治だと思ってくれたらいい。大昔からやってたことを400年後に外国の方が日本でやっているんだと思えば、納得できる」とまくし立てた。

 印象的だったシーンでは「(冒頭のシーンの)除脳硬直がリアルで。監督よく知ってるなと思った。中途半端に前頭葉をやられるとああいうふうになる、あれは素晴らしい」と医者らしい視点で絶賛。浜野謙太(35)演じる主人公の相棒・鈴木が警察から逃れるために、整形して裏都民となったという設定に触れ、「もうちょっとうまくやれるのになぁと思った。僕にやらせてくれたらな…」と厳しい指摘で笑わせた。

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