NGT48 専用劇場で初公演!センターかとみな 紅白目標宣言

[ 2016年1月11日 05:30 ]

NGT48の初日公演ではつらつとしたパフォーマンスを見せた加藤美南(前列中央)ら

 AKB48の姉妹グループとして新潟を拠点に活動するNGT48が10日、新潟市内の専用劇場で初公演を行った。昨年1月に結成が発表されてから約1年。センターを任された“かとみな”こと加藤美南(16)=新潟市出身=は「来年の紅白歌合戦に出場できるように頑張りたい」と、2017年のNHK紅白歌合戦を目標に掲げた。

 公演中に何度も感極まって涙を見せたキャプテンの北原里英(24)は「これからが本当の勝負。新潟の名物になれるように頑張ります。いつかは姉妹グループのようにシングルデビューしたい」と思いを語った。

 公演では、佐渡の映像を流した後に関連グループ・SDN48(既に活動終了)の「佐渡へ渡る」を歌ったり、新潟県の「県の鳥」トキをイメージして背中に鳥の羽根をつけた衣装を披露するなど地元色を打ち出した。

 知名度があるのは北原と柏木由紀(24)だけだが、2人は突出することはなく、若いメンバーたちのアシストに回った印象。柏木は「最近どこに行っても“最年長”と言っているけれど、ここでは最年少(小熊倫実、13歳)と11歳も離れている」とNGTのフレッシュさを強調した。

 センターの加藤は、いきなり大車輪の活躍。アンコールの「唇にBe My Baby」の間奏で、地面に手をつかずに側転する「側宙」を披露。小学3年生から習っていたバトントワリングの経験を生かした特技で「この劇場でしかやらないのでぜひ見に来てほしい。まだ新技があります」とアピールした。

 公演を見た新潟県の泉田裕彦知事(53)は報道陣に「引きつけられた。おじさんでもOKです」と笑顔を見せた。

 ≪秋葉原より多い収容人数295人≫NGT48専用劇場は、JR新潟駅から徒歩10分の商業施設「ラブラ2」(新潟市中央区万代)4階にある。収容人数は東京・秋葉原の劇場の250人より多い295人。ステージ後方に、48グループとして初めてLEDパネルが設置されたのが特徴だ。演目は2005年のAKB初公演と同じ「PARTYが始まるよ」。連日、選抜メンバー16人と研究生10人の計26人が「スカート、ひらり」「桜の花びらたち」など計15曲を熱演する。

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