【ASKAブログ主な内容】20章構成 盗聴盗撮 飯島愛さんとのこと…

[ 2016年1月11日 07:10 ]

歌手のASKA

 2014年9月に覚せい剤取締法違反罪で有罪判決を受けた歌手ASKA(57)が9日、ブログで近況や事件への思いをつづった文章を公開した。約9万5000字の長文で、「覚せい剤」「裁判」など20章立て。文章全体を「本」と称し、書籍出版のために準備したものと思われる。同日午後5時頃にアップされた履歴があり、10日未明に削除された。事務所関係者が気付き削除したとみられる。

◇ASKA「長文ブログ」の内容◇(章 タイトル 主な内容) 
(1)序章 逮捕直前、栩内元被告の自宅マンションを出てから逮捕の瞬間までを描く 
(2)ロンドン 1996年、英ロンドンで初めて違法薬物「エクスタシー」を摂取した体験と快感について
(3)kicks ロンドンでの体験を経た音楽性の変化と、98年のソロツアーで声帯に異常が生じたこと
(4)ピンチとチャンス ソロツアー後、声が思うように出せなくなり、発声法を根本から変える模索の日々 
(5)韓国ライブ 2000年、韓国政府からの要請で行ったライブを決意した経緯と国家レベルの監視体制
(6)リアルキャスト解散 韓国公演の失敗が原因とされた当時の個人事務所解散について理由を説明
(7)GHB 98年に友人の紹介で睡眠薬を使用した際にロンドンでの薬物体験の感覚がよみがえる
(8)勘違い 06年の札幌ツアーで、幼なじみと勘違いし、後に違法薬物禍に深く関わる人物と出会う
(9)飯島愛 08年に死去したタレント飯島愛さんとの交友と、生前悩まされていた盗聴被害について
(10)盗聴盗撮 同じころ、友人を自殺に追い込んだ「集団盗聴盗撮」が自身に及んだ瞬間と苦悩の日々
(11)覚せい剤 10年、盗聴集団の正体を不眠で追う中、別薬物に紛れた覚せい剤を誤って使用し初体験
(12)音楽関係者 13年元日、疲労のため誘惑に負け覚せい剤入手。音楽関係者を称する運び役の男と出会う
(13)恐喝 運び役は反社会勢力に属していた。覚せい剤使用を記録した映像を盾に金の要求が始まる
(14)週刊文春 2014年7月に覚せい剤使用を報じた週刊文春の取材手法を振り返り批判
(15)エクスタシー 盗聴盗撮の脅威はやまない。苦悩からロンドンで使用した「エクスタシー」を購入、使用
(16)逮捕 14年5月の逮捕時を回想。栩内元被告と会う際は覚せい剤を「やらないと決めていた」
(17)裁判 公判で栩内元被告を「好き」「大切な存在」と発言したことを「メディアを喜ばせる失敗」
(18)メール 栩内元被告の公判が迫った際、メールでコンタクトしていたことを公表し全やりとりを掲載
(19)後記 栩内元被告を巻き込んだ罪の意識を強調しつつ、アルバム発売へ強い意欲「自費出版でも」
(20)追記 マスコミへの報道自粛呼びかけと「盗聴盗撮集団」への「最終警告」 

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2016年1月11日のニュース