「鬼太郎」アニメ化で“妖怪ブーム”生んだ 各年代でリメークも

[ 2015年12月1日 05:46 ]

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 「ゲゲゲの鬼太郎」は1968年1月にフジテレビでアニメ化され、妖怪ブームを生み出した。70、80、90、00年代の各年代でリメーク版が制作された。第3期の86年には最高視聴率29・6%を記録した。明治大大学院国際日本学研究科の氷川竜介客員教授は「江戸時代から伝わる妖怪を親しみやすいものとしてテレビで見せた。鬼太郎がなければ妖怪ウォッチはなかったと思う」と称えた。

 京都精華大マンガ学部アニメーション学科の津堅信之准教授は、支持される理由を「最新版ではネコ娘が萌えキャラ化していて衝撃を受けた。昔ながらの良さを生かしながら各時代に合わせた作りになっている」と分析した。

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2015年12月1日のニュース