芸能界から水木さん悼む声 大泉洋、ねずみ男「宝物のような経験」

[ 2015年12月1日 05:30 ]

実写映画で鬼太郎を演じたウエンツ瑛士(左)

 日本を代表する漫画家として、数多くの作品を残した水木しげるさん。訃報を受け、ゆかりのあった各界の著名人から追悼の声が上がった。

 ▼ウエンツ瑛士(映画「ゲゲゲの鬼太郎」で鬼太郎役)スタッフ向けの試写を見終わった後、水木先生が「君は77点だよ!」とおっしゃるので、ちょっと低いのかなと心配になったんですが、そのあと先生は「80点満点でね」と付け加えました。思ってもないところから言葉が飛んでくるユーモアのある方と驚きました。

 ▼田中麗奈(映画「ゲゲゲの鬼太郎」でネコ娘)子供の頃、ちょっと怖くて、でも愉快なアニメにくぎ付けでした。そんな私が映画で猫娘をやらせていただき小さなお子様からも「ネコ娘」と声をかけられたり、お手紙をいただくことも増えました。

 ▼大泉洋(映画「ゲゲゲの鬼太郎」でねずみ男)誰もが知っている人気漫画のキャラクターになれたこと、子供の頃に夢中で見ていた水木先生の描く世界のキャラクターに扮することができたのは、宝物のような経験でした。

 ▼吹石一恵(10年の映画「ゲゲゲの女房」に主演)水木しげるさんの訃報を聞き、とても驚き、残念な気持ちでいっぱいです。映画試写で初めてお会いしました。奥様とお二人でとても優しく接してくださり、緊張が解きほぐされたことをよく覚えています。

 ▼神木隆之介(05年の映画「妖怪大戦争」に主演)当時子供だった僕に、水木先生は優しく話しかけてくださいました。素敵な作品に出合うことができ、感謝しています。

 ▼佐野史郎(05年の映画「妖怪大戦争」に出演)小学生の頃から今まで、くよくよした時には必ず救ってくれた水木サンの漫画。初めて水木サンの仕事場をのぞかせていただいた時、机の上に手塚治虫の漫画が読みかけで開いてあったことも忘れられない。(ツイッターから)

 ▼ラサール石井(14年の舞台「ゲゲゲの鬼太郎」を演出)娘さんに「父にも見せたい」と言っていただきましたが御来場はかないませんでした。天国のジャングルでゆっくりお休みください。(ツイッターから)

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2015年12月1日のニュース