凰稀かなめ 宝塚退団後初の公の場「スカートいっぱい買いました」

[ 2015年10月15日 22:35 ]

京都国際映画際の映画「追憶」の舞台あいさつに応援に駆けつけ、宝塚歌劇団退団後、初めて公の場に登場した元宙組トップの凰稀かなめ

 「第2回京都国際映画祭」の初日となった15日、よしもと祇園花月では映画「追憶」(監督小栗健一)の舞台あいさつに今年2月に宝塚歌劇団を退団した元宙組男役トップスターの凰稀(おうき)かなめが応援にかけつけた。「追憶」は第二次世界大戦中の1944年、ペリリュー島での72日間に及ぶ激戦の記録をつづったドキュメンタリー映画。凰稀はこれまでも戦争ものの舞台などに数多く出演してきており、退団後初の公の場で「日本人としてどう生きていかないといけないのか考える作品」と神妙に語った。

 宝塚時代のファンも多数来場し、大きな歓声で迎えられた。宝塚退団後の生活については「肩で風を切って歩くのはなかなか直らない」と言ったが、「スカートはいっぱい買いました」と笑う。今後は、来年、東宝劇場での東宝版「1789」に、マリー・アントワネット役で出演することを明かし、「映像でも通用するように勉強したい。色々なお芝居、作品を見て勉強したい。いろいろなことに挑戦したい」と笑顔で意欲を示した。

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2015年10月15日のニュース