西内まりや、初の映画舞台あいさつでカミカミ「考えさせられられるれる…」

[ 2015年10月15日 18:46 ]

映画「レインツリーの国」完成披露上映会舞台あいさつに登壇した西内まりや

 歌手で女優の西内まりや(21)が15日、東京・TOHOシネマズ新宿で行われた映画「レインツリーの国」(11月21日全国公開、監督三宅義重)の完成披露上映会舞台あいさつに、Kis-My-Ft2の玉森裕太(25)、俳優の大杉漣(64)らとともに登壇した。

 同作でスクリーンデビューを飾った西内は、冒頭あいさつで「今回が映画初出演ということで、このような場(舞台あいさつ)も初めてなので、緊張しています」と緊張した面持ちで語り、「真っすぐ人を愛する気持ち、言葉の大切さなど、この映画を通していろいろと考えさせられられるれる…(笑)」と盛大にかんで会場を沸かせ、「ダメなんです、こういうの…」と照れ笑いを浮かべた。

 そして「女性の方には特に共感してもらえるような場所もあると思うので、人見の隣に立っているような気持ちで見ていただけるとうれしいなと思います」と続けた。また、映画初出演で苦労した点を聞かれた西内は「(演じる)ひとみの悩みをどう表現していこうか、映画の始まりから終わりまで、どう心の変化を演じていこうかということを胸に演じさせていただいた」と明かした。

 また、玉森演じる主人公の父親役の大杉は、以前、西内の父親役も演じたことがあるそうで、西内は「事務所に所属して初めてのお仕事で共演させていただいて、そのとき12歳だったんですけど、それ以来にお会いしたので、本当にうれしく思います」と笑顔を見せ、大杉も「2人の父親役を演じさせていただきました」と胸を張った。

 なお、イベントで、劇中で苦労したという「関西弁」を生披露することになった玉森は、セリフを考えに考え抜いて「好きやで!」と照れながらも一言発すると、会場からは悲鳴にも似た歓声が上がる一幕もあった。

 同作は、主人公の向坂伸行(玉森)が自分の好きな小説の感想を書いている“レインツリーの国”というブログを見つけ、そこに書いてある感想に共鳴した伸行は管理人のひとみ(西内)とネットを通じて交流していく。そして伸行はひとみに会いたいと思うようになるが、かたくなに会うことを拒む彼女には、人には言えない秘密があった――というストーリー。このほか、同舞台あいさつには、森カンナ(27)、麻生祐未(52)、三宅義重監督(49)、原作者の有川浩氏(43)も登壇した。

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