東山紀之“相棒枠”主演へ手応え「なでしこ戦みたい いい勝負」

[ 2015年7月4日 12:32 ]

テレビ朝日「刑事7人」制作発表に出席した(左から)片岡愛之助、倉科カナ、吉田鋼太郎

 「少年隊」の東山紀之(48)が4日、都内のホテルで行われたテレビ朝日系主演ドラマ「刑事7人」(15日スタート、水曜後9・00、初回は30分拡大スペシャル)の制作発表記者会見に、高嶋政宏(49)、片岡愛之助(43)、倉科カナ(27)、鈴木浩介(40)、吉田鋼太郎(56)、北大路欣也(72)らと登壇した。

 「相棒」「警視庁捜査一課9係」など数々の人気刑事ドラマを生み出したテレビ朝日の水曜午後9時枠に誕生する新刑事ドラマ。7人の個性的メンバーが難事件を解決していく物語。東山演じる天樹悠は“時間”に執着する一風変わった新人刑事で、空白の時間を埋めながら事件のタイムラインをち密につなぎ合わせ、事件の真相を解明していく。警視庁遺失物センターから、「刑事の墓場」とやゆされる警視庁捜査一課12係に異動し、そこで出会った同僚らと反発しながらも徐々に絆を深めていくことになる。

 撮影がスタートし、すでに1カ月半が経過しており、「日々、皆さんとの戦いを楽しんでいます」と東山。「本当にすごい方たちがそろっていて、いい緊張感といい雰囲気が交じり合っていて、それでいてダラダラはしていない。いい感じだなと。この間のなでしことイングランド戦みたいな感じで、いい勝負ができている感じがする」と充実の表情を浮かべた。

 国民的ドラマを生み出した枠でのスタートに「伝統あるところでこの7人で素晴らしいものを作っていきたい」と気を引き締め、「オリジナルでドラマを作っていくというスタイルもテレビ的には大切なこと。このスタイルを貫いて、美しいプレーでドラマを撮っていきたい」と意気込んだ。

 会見では、刑事のスーツスタイルのほか、役柄のオフをイメージした衣装をファッションショースタイルで披露する演出もあり、白と紺のボーダーにブルーのジャケット姿で登場した東山は「歩いてくるのが死ぬほど恥ずかしかった。みんなで不安だった」と大テレ。オフスタイルでみんなでどこで行きたいかと聞かれると「いまだったらなでしこの決勝戦に行くでしょうね」とニッコリ。観劇が趣味という鑑識出身の刑事を演じる愛之助は「観劇が好きですから歌舞伎ですかね。ちょっと失礼って自分が(出ます)」と話し、笑わせていた。

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2015年7月4日のニュース