ＮＧＴ４８劇場決定　北原里英「おしゃれな劇場になる」

ＮＧＴの（左から）今村悦朗支配人、北原里英キャプテン、西潟茉莉奈、荻野由佳

　ＮＧＴ４８の劇場は、ラブラ２に決まった。今村悦朗劇場支配人（５５）が２４日、新潟市内で会見し、１０月１日オープン予定の専用劇場を新潟市中央区万代地区のファッションビル「ラブラ２」４階に建設すると発表した。北原里英キャプテン（２３）は「おしゃれな劇場になる」と期待。新メンバー決定に続く劇場発表で、ＮＧＴ４８がデビューに向けて加速してきた。

　一般開放された会見場の新潟日報メディアシップに集まった約１１００人（同社発表）から、驚きの交じった歓声が湧き起こった。劇場所在地を発表した大型スクリーンに、「万代！」に続いて「ラブラ２」の文字が浮かぶ。新潟市内随一のショッピングスポットに、ＮＧＴ４８の劇場が造られることになった。

　新潟伊勢丹、ビルボードプレイス、ラブラと商業施設が集まる万代地区で、ラブラ２はＨ＆Ｍ、ＺＡＲＡなど若者向け店舗が集まる。劇場所在地を知った「きたりえ」こと北原キャプテンは「おしゃれな劇場になるんじゃないかとワクワクしています」と印象を話し、早速「ステージはＡＫＢの劇場ぐらいあったらいい。花道的なものもできたら、面白い」と構想を披露した。

　今村支配人によると、駅南、古町を合わせた３地区から万代に決まった理由は、アクセスと、いろんな年代の人が集まることだ。新潟駅から約６００メートルと徒歩圏内。広い年代層向けの商業施設が集まることに加え、オフィス街でもある。新劇場は「席数はこれから決めるが、スペースがゆったりとした、他の劇場に引けを取らないものを造っていきたい」と話した。

　会見には、１０日の第２回ドラフト会議で１位指名された西潟茉莉奈（１９）と同２位の荻野由佳（１６）も同席。「田んぼのイメージがあったけど、凄い栄えている」と西潟が話せば、荻野は「新潟は初めて。思ったよりも建物が多い」と率直な感想を口にした。そんな新メンバーを「個性を見つけてあげて、全員に光が当たるグループに」と温かく見つめるきたりえ率いるＮＧＴ４８が、１０月１日に向けていよいよ動きだす。