槇原敬之「超えろ。」に込めたマルの意味「どんなときも。」以来

[ 2015年5月25日 09:36 ]

27日に発売される槇原敬之の新曲「超えろ。」

 デビュー25周年を迎えたシンガー・ソングライター、槇原敬之(46)の新曲「超えろ。」が27日に発売される。地元・大阪の関西テレビ(カンテレ)の社歌に採用され、同局の情報ニュース番組「ゆうがたLIVE ワンダー」(月~金曜後3・50)のテーマ曲としても浸透中。自身の曲のタイトルで、最後にマルが付くのは1991年のミリオンセラー「どんなときも。」以来2曲目。槇原は「それ以上もそれ以下もなく、言い訳がないという意味でマルを付けた特別な曲です」と思い入れを語った。

 大阪のテレビ番組のテーマ曲を手掛けるのは初で「めちゃくちゃ気合を入れて作りました」。視聴率低迷からの脱却を目指し、番組の大改編や社のロゴを刷新するなどの改革に踏み切った同局の社歌。「毎日夕方に聞いても、気持ちいい曲というか、日々感じるジレンマや馴れ合いとかに対して『やっぱり、これじゃいけないんだ』、と前向きに思い直してもらえるきっかけになるような歌にしたかったのですが、自分の曲の中でもありそうで、なかった曲になったので、とても気に入っています」と出来栄えに胸を張る。

 導入部のドラムと「超えろ」のコーラスが印象的な明るいナンバー。前向きなエールが聴く者の背中を押す。
 
 3月のイベントで同曲を初披露した際には「40歳を超えると、こういう曲を歌うんでしょ?っていうイメージが皆さんの中にも出てくると思いますが、そこをあっさり超えて、僕もリミッターを外しっぱなしでいきたいと思います」とコメント。自身のイメージを“超える”新しい挑戦となった。

 リリースを目前にし「これから全国の皆さんに聴いていただけるのはもちろん、関西の皆さんには『ワンダー』で流れている以外の部分も含め、フルコーラスを聴いていただけるので、ワクワクしています」と期待。「『超えろ。』は僕から皆さんに贈る応援ソングです。皆さんに僕からのエールが届きますように」と願っている。

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2015年5月25日のニュース