脳出血のビリバン兄・菅原孝が仕事復帰 弟・進は大腸がん告白

[ 2015年5月25日 09:35 ]

ラジオ番組で仕事復帰した「ビリー・バンバン」の菅原孝(右)。左は弟の進

 昨年7月に脳出血のため入院し、療養中だった兄弟デュオ「ビリー・バンバン」の兄・菅原孝(70)が25日、弟の進(67)とともにTBSラジオ「大沢悠里のゆうゆうワイド」(月~金曜前8・30)に生出演、仕事復帰を果たした。

 パーソナリティーの大沢から復帰を祝福された孝は「本当にありがたいことです。(復帰後)最初の仕事何にしようと考えていて、悠里さんに頼むしかないかなと。(出演させていただいて)ありがたいことです」と感謝。「このラジオをずっと聞いていてよかった。このラジオを聞いて勇気をもらっている方はたくさんいるんです」と続けた。

 この日は車いすでの出演。立つことはできるが、左にマヒが残っていることを明かした。また、弟は兄が倒れた時に「大腸がんの手術が終わったばかりだった」と告白。「ちょうど1年かな。1年経ったから(話しても)いいよね」と話して驚かせた。2人とも元気な様子で軽妙なトークを展開した。
 
 孝は昨年7月、高齢の母親の面倒を見るために東京都国立市にある実家に帰った際にトイレで倒れ、緊急搬送された病院で軽い脳出血と診断され緊急入院した。昨年8月の退院後はリハビリ施設に転院し、歩行訓練などを続けてきた。現在はその施設を出て日常生活の中でリハビリを続けているといい「心と体が合わないのは辛い」と心境を吐露。「ビリー・バンバン」として再び歌うことが支えになっていることなどを語り「今度はね。舞台で立って歌うよ」とライブ活動にも意欲を示した。

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2015年5月25日のニュース