“天狗バンド”契約書に鼻先で押印！異色５人組、横アリ目指す

調印式を行ったｔｈｉｓ　ｉｓ　ｎｏｔ　ａ　ｂｕｓｉｎｅｓｓと日本クラウンの北島一伸社長

　全員が天狗（てんぐ）の面を着用する異色の５人組バンド「ｔｈｉｓ　ｉｓ　ｎｏｔ　ａ　ｂｕｓｉｎｅｓｓ」が１９日、レコード会社「日本クラウン」とのメジャーデビュー契約調印式を横浜アリーナ前で行った。「憧れの場所で」と選んだが、予算の都合で場内ではなく玄関先で調印。自慢の鼻先に朱肉をつけ、北島一伸社長が用意した契約書に押印した。

　全員音楽で一度は挫折を経験しており、別の仕事で生計を立てている。面は「天狗にならないように」という戒めから。伝説のミュージシャン、カート・コバーン（故人）をもじったとみられるボーカルの加藤小判（かとう・こばん）は「２年後には、横浜アリーナの中でライブをやりたい」と控えめ？な目標を口にした。３月１１日にデビューミニアルバムを発売する。