小林よしのり氏 女王指原の意味「バラエティータレントが1位になった」

[ 2013年6月14日 20:58 ]

AKB総選挙で1位に輝いた指原莉乃

 漫画家の小林よしのり氏(59)が14日夜、ニコニコ動画「AKB48白熱論争2013総選挙編」に生出演し、一大イベントを総括した。

 8日の「第5回選抜総選挙」(日産スタジアム)はHKT48指原莉乃(20)が歴代最多15万票を集め、初の女王に輝いた。

 事前のブログやテレビ出演でセンター指原の可能性に危機感を抱いていた小林氏は「まゆゆ(渡辺麻友=3位)とか(松井)珠理奈(=6位)がかわいそうすぎる。恋愛禁止を守って、純粋培養されてやってきた子たちが全く報われない。(指原のように恋愛)スキャンダルを起こして、テレビのバラエティーに出まくれば勝つ。全く違うAKBに生まれ変わってしまった。バラエティータレントが1位になった」と解釈。

 純粋性を重んじる「アイドルとしての評価」の立場から、テレビ露出で知名度を上げた指原の1位に疑問を投げ掛けた。

 12日のブログで「秋からは、次の重大な仕事に取りかかる」ため「AKBに関する言論活動終わる」とつづった通り、この夜も「自分の発言の影響力が過激。メンバー、運営に対しても影響を与える。ワシの言葉は危険。誰も傷つけたくないもん」とし、今秋にも“AKB評論家”という肩書をやめ、普通のファンに戻ると発言した。

 小林氏、評論家の宇野常寛氏、コラムニストの中森明夫氏(53)、「前田敦子はキリストを超えた」の著者、社会学者の濱野智史(32)の4人が激論を交わした。

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2013年6月14日のニュース