有野課長、武道館イベントへやる気「１万人の怒号に耐えられるか」

「ゲームセンターＣＸ」１０周年記念プロジェクト発表会見で、菅剛史プロデューサー（右）と武道館イベントを発表する「よゐこ」有野晋哉

　お笑いコンビ「よゐこ」の有野晋哉（４１）が１４日、都内で行われた「ゲームセンターＣＸ」１０周年記念大プロジェクト発表会見に出席。１１月５日に日本武道館で「ゲームセンターＣＸ　有野の挑戦　ｉｎ　武道館」を開催することを発表した。

　ＣＳ放送で人気の番組とあって、大勢の報道陣が集まる中、「普段はこんな番組じゃない。我々の思い出作りです」と笑ってみせた有野。サントラＣＤ発売、海外特番第３弾としてパリ編を放送、ゲーム第３弾の発売、日本武道館イベントの開催、１４年の映画化と次々と驚きの発表が続いた。

　これまでもさまざまな場所でイベントを開催してきたが、１０周年記念とはいえ、今回はまさかの武道館。有野は「僕一人で武道館やるらしいです。楽しみにはしています。でも、平日くるかな…」とさすがの展開に首をひねった。

　これまでと同様、有野課長が“挑戦”する形になるというが、芸人が一人で歌も歌わないイベントを武道館で成立させるのは至難の業。これまでも「ダウンタウン」の松本人志（４９）が過去２回行った程度で、あまり例がない挑戦となる。当日は１万人規模の観客を集めなければならないが、「旅行代理店とかもついてくれたらいいなぁ。課長応援ツアーとか海外ツアーだってあっていい。何とかみんな見に来て、助けてほしい」と懇願。

　同席した菅剛史プロデューサーが「８月ぐらいに助けてください！って広告出すかも。一回だけなので助けてほしい」と集客に不安を見せると、有野は「久しぶりのお客さんの前ですし、１万人のミスをした時の怒号に課長のハートが耐えられるかを見てみたい。そのプレッシャーに耐えてみたいので、埋まってほしい。武道館で待ってます！」と意外にもやる気を見せた。最後は司会を務めたフジテレビの山中章子アナウンサー（２７）から「席埋まるといいですね～」と諭すように言われて、苦笑いだった。