藤原竜也 伊集院静氏演じる!前妻・夏目雅子さん亡き後の日々描く

[ 2013年6月14日 07:55 ]

結婚後初のドラマとなるテレビ朝日「いねむり先生」で主演する藤原竜也(左)と共演の西田敏行

 俳優藤原竜也(31)が、作家伊集院静氏(63)の自伝的小説が原作のドラマに主演する。ドラマ出演は、5月31日に元会社員の女性(34)と年内に結婚することを発表してから初めて。テレビ朝日のスペシャルドラマ「いねむり先生」(今秋放送予定)で伊集院氏を演じる。

 ドラマは、前妻で女優だった夏目雅子さん(享年27)が急性骨髄性白血病のため85年に亡くなった後を描く。アルコール依存症になり、すさんだ生活を送っていたが、阿佐田哲也のペンネームで「ギャンブルの神様」としても知られた直木賞作家の故色川武大氏を紹介され、2人で旅をしながらギャンブルを楽しむ“旅打ち”をするうちに心は救われていく。

 色川氏は西田敏行(65)が演じる。人なつっこく、多くの人に慕われる一方で、突然睡魔に襲われる病「ナルコレプシー」を抱えながら、伊集院氏に寄り添う。懸命に前に進もうとする男同士の友情が描かれる。

 収録現場を訪れた伊集院氏は「西田さんが、いねむり先生によく似ていらしたので驚きました。藤原さんは男前すぎますが、放浪する若者の雰囲気がよく出ていました」と話し、完成を楽しみにしている。

 結婚を控えた藤原が妻への思いをどう演じるのかも注目される。藤原は「夏目さんに対する深い愛を感じられる物語。この作品をきっかけに自分がどう変化していくのか、夫婦というものについてもどんな発見があるのか楽しみです」と気合十分。西田は「一度だけ阿佐田さんにお会いしたことがあります。ますますその存在がいとおしくなりました」と全力を注いでいる。ほかに、阿部サダヲ(43)、谷原章介(40)、余貴美子(57)らが共演する。

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2013年6月14日のニュース