兄武士の逮捕受け、弟大和啄也が謝罪「僕は僕なりに、日々精進…」

ボクサー時代の大和武士容疑者＝１９９０年８月２０日

　元ボクシングミドル級の日本チャンピオンで俳優の大和武士容疑者（４７）が覚せい剤取締法違反（使用）の疑いで警視庁に逮捕されたことを受け、弟で俳優の大和啄也（３７）が２４日、自身のブログで謝罪した。

　「お詫び…☆」とエントリーした啄也は兄の逮捕は事実であるとして謝罪。事件は１３日に発覚したが「ブログの更新は自粛させて頂いていましたが皆様にお知らせしたいこともあり、再開させて頂くことに致しました」と心境を語り始めた。

　啄也は７月に舞台の予定が入っていたが、今回の兄の逮捕を受け「見送る予定でいましたが、周りの皆様からのアドバイス、お言葉を元に自分なりに考え、舞台に出演させて頂くことに致しました」と報告している。

　そして「この度は多大なるご迷惑、ご心配をおかけし、誠に申し訳ありませんでした」と繰り返し「僕は僕なりに、これからも皆様の期待にお応え出来るように、日々精進し、頑張って行きたいと思いますので、今後ともよろしくお願いします」と気を引き締めている。

　メッセージ欄には「お兄さんはお兄さんです」「正念場ですよ」「頑張ってください」など応援する内容がつづられている。

　大和武士容疑者は通算は１０勝（５ＫＯ）７敗２分け、８８年に日本ミドル級王者となった。俳優転身後は９９年のＴＢＳ「ウルトラマンガイア」、００年の映画「新・仁義なき戦い」などに出演。 ０８年８月には殺人未遂などの現行犯で逮捕されている。同年１２月には懲役１年６月、執行猶予４年の有罪判決が言い渡され、再起を誓っていた。