変に感心した中山秀征「収録してほとんど使わない。さすがNHK」

[ 2012年3月23日 15:32 ]

NHK「仕事ハッケン伝」取材会に登場した中山秀征

 タレントの中山秀征(44)と俳優の高橋克典(47)が23日、都内で行われたNHKの情報ドキュメンタリー番組「仕事ハッケン伝」(NHK総合、毎週木曜後8・00~)の取材会に登場した。

 同番組は2011年5月から7月まで放送され、大きな反響を呼んだ情報ドキュメンタリーで、芸能人がやってみたかった仕事に7週間程度の短期で就職をし、実際に仕事を体験しながら“もう1つの人生”を体感する。

 番組MCの中山は「第1シリーズから番組のファンでした。いい意味での泥臭さがにじみ出てくるテレビ番組で、人と人とのつながりが表現されている。1カット1カットに映ってくるタレントの表情をぜひ見ていただきたい。最近では、なかなか1つの作品に労力をかけるのは難しい時代ですけど、長時間にわたって収録して、ほとんど使わないっていう、さすがNHKですね」と妙に感心していた。

 普段は同業者のタレントたちがさまざまな職種に挑戦するが、「1日目に、最初に仕事に入る瞬間は一番ヒヤヒヤしますね。でも、何か光明を見つけた時にイキイキとして、馴染んでいくんです。ヒヤヒヤだったり、ハラハラだったり、ワクワクだったり…それが伝わる」と中山。

 自身が挑戦するとしたら?と聞かれると、「14歳でこの仕事を初めて、アルバイトすらしたことがないんです。だから、他の仕事に常に興味があるんですが、方向音痴なのであえて宅配をやってみたい。自分に試練を与えるなら、果たしてたどり着けるかというのをやってみたい。何か苦手なことをやってみたいですね。ピザでも何でもいいんですけど、宅配は(方向音痴の)僕には過酷ですね」と意外な告白で笑わせた。

 4月12日放送の初回では、元AKB48のメンバーでタレントの大島麻衣(24)が羽田空港のグランドスタッフを体験する。番組収録を終え、「出演者全員が反省したんです。飛行機に乗る時には早く行こうって。大変な作業をしているんだってことも知ると違いますね」としみじみしていた。

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2012年3月23日のニュース