過去最大規模!帝劇で「ジャニーズ・ワールド」

[ 2012年3月23日 06:00 ]

 コンサートのプロデュース数などが記録的だとしてギネスブックに掲載されたジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長(80)が記念舞台の製作に乗り出す。Hey!Say!JUMP主演の「JOHNNY’S World」で11、12月に東京・丸の内の帝国劇場で上演。KinKi Kidsの堂本光一(33)らジャニーズ勢が多数出演する過去最大規模の作品になる。

 公演は「ギネス世界記録認定記念作品」と銘打ち上演。帝劇初登場のHey!Say!JUMPのほか、Sexy Zone、A.B.C―Zの若手グループが中心に出演。堂本光一、滝沢秀明(29)、亀梨和也(26)もサポートメンバーとして加わり、後輩たちの指導も担当する。

 喜多川社長は「先輩がやってきたものを、後輩に受け継がせていきたい。ヒガシのアドバイスも必要かも」と話しており、少年隊の東山紀之(45)らも、かかわりそうだ。日替わりでKis―My―Ft2らも参加し、若手グループはほとんどが出演。総出演者数は100人程度になる。東京ドーム公演を除く興行では、ジャニーズ事務所史上最大規模になる。

 喜多川氏は「これまでのショーのペーソスが詰め込まれたものになる」としており、これまで手掛けてきた舞台作品の集大成にする意向。「PLAYZONE」(86年初演)、「SHOCK」(同00年)、「DREAM BOYS」(同04年)などでファンを驚かせたフライングや、大量の水を使った演出を随所に盛り込む。さらに「3Dがはやりだが、香りを使った“4D”もテストしたい」と新たな試みにも積極的だ。

 「1年」の時間の流れを1カ月ずつたどる構成。過去から現在、未来に受け継ぐべきメッセージを込める。「12カ月だけでなく“13カ月目”もあるかもしれない。1分たりとも絶対に飽きさせない」と自信を見せている。海外も視野に入れるが「まずはギネスを頂いた基盤である日本で」と力を込めた。

 喜多川氏は2012年版ギネスブックに「最も多くのコンサートをプロデュースした人物」「最も多くのNo・1シングルをプロデュースした人物」として掲載された。

続きを表示

2012年3月23日のニュース