NHK 出場歌手と暴力団との関係が明るみに出た場合は…

[ 2011年12月1日 07:12 ]

<第62回紅白歌合戦出場歌手発表会見>「KARAのダンスを真似してみたい」と笑顔で話す芦田愛菜(前列左から2人目)。それを聞いて笑顔のKARAのニコル(後列左端)、ギュリ(前列左から3人目)、ハラ(同右端)。前列左端は鈴木福

第62回紅白歌合戦

 NHKは10月1日から東京都で施行された暴力団排除条例の順守を出場歌手に呼び掛ける書面を作成した。

 局側の調査には限界があるのも事実。古谷太郎エンターテインメント番組部長は「われわれには捜査機関があるわけではない。警察が教えてくれるものではないので、(局の)社会部が調べることもない。出演交渉の際に“暴力団との関係はないですね?”と尋ねました」と苦渋の表情で語った。

 今後、出場歌手と暴力団との関係が明るみに出た場合については「報告書をいただき、状況を正しく把握し、いろいろな判断が出てくるでしょう」と述べ、出場契約解除もあり得るとの考えを示した。

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2011年12月1日のニュース