日本ハム・田宮 サヨナラ犠飛「本当にうれしい」も満塁弾被弾の反省忘れず「無失点に抑えたかった」

[ 2024年5月22日 22:25 ]

パ・リーグ   日本ハム5xー4オリックス ( 2024年5月22日    エスコンF )

<日・オ>延長10回、サヨナラ左犠飛を放った田宮と喜び合うナインら(撮影・高橋 茂夫)
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 日本ハムの田宮裕涼捕手(23)が延長10回にサヨナラ犠飛を放った。サヨナラ打はプロ初。4回には1号ソロを放つなど3安打2打点と結果を残した。

 4-4で迎えた延長10回無死三塁。「僕が返すだけだなと思って打席に立った」。田宮はカウント1-1から3球目、高めの直球を強振。打球はレフト方向へ高く上がるサヨナラ犠飛となり、代走・中島が余裕を持ってサヨナラのホームを踏んだ。

 「打った瞬間、打球が上がってくれた。本当にうれしいです」とうなずいた。4回には1号ソロも飛び出し、「ホームランは狙ってなかった、真っすぐをちゃんと打とうと思って狙っていった結果がホームランになって良かったと思う」と振り返った。

 8回にはセーフティーバントを決めて、3安打2打点と活躍。しかし、女房役としての役割も忘れてはいない。8回に満塁弾を浴びて同点となったことに触れ、「無失点に抑えたかったんですけど、それができなかったので、ちょっと悔しいところがあります」と反省を口にした。

 チームは本拠地エスコンフィールド8連勝。「本当に今日負けなくて良かった」と安どの表情を見せた。

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