巨人・坂本勇人 通算450二塁打に「チームに貢献できたのかな」 1位まで37「追いつけるように」

[ 2024年5月22日 22:32 ]

セ・リーグ   巨人2―4中日 ( 2024年5月22日    東京D )

<巨・中>3回、坂本は通算450二塁打を放つ (撮影・西川祐介)
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 巨人の坂本勇人内野手(35)が22日の中日戦(東京D)で3回に今季5本目となる二塁打を放ち、立浪和義(中日)以来史上2人目の通算450二塁打を達成した。

 前日21日までの5番から打順が変わってこの日は「2番・三塁」に入り、12試合連続で先発出場。相手先発左腕・小笠原から初回の第1打席で中前打すると、3回の第2打席で左翼線へ二塁打を放った。さらに5回の第3打席で中前打、7回の第4打席では右前打。4打数4安打で2022年3月27日の中日戦(東京D)以来、約2年ぶりの1試合4安打をマークしている。

 史上2人目の通算450二塁打を達成した坂本との試合後の一問一答は以下の通り。

 ――気持ちは。

 「そうですね、個人的にね、あんまりノーアウトランナー一塁でああやってチャンスを広げられたうれしさはありましたけど、通算はあんまりね、光栄なことですけど、そこにはあんまり感情的なことはないです」

 ――何か設定しているわけではない。

 「トータルでのことは今までも考えてきてないですし、その日その日いい準備をして、なんとか1本でも打ちたいという気持ちでやっているんで」

 ――二塁打に対するこだわり。

 「チームにとって二塁打っていうのは、本当にノーアウト二塁になれば凄い大きいですし、ツーアウトから1人得点圏にいくっていうことは、凄くチームにとって大きいことなので、450という数字までいけたってことはチームに貢献できたのかなと思います」

 ――立浪監督の前で。

 「まだ結構先のことなんで、追いつけるようにそこは今まで変わらずにやっていきたいと思います」

 ――最近、二塁打が増えた。

 「僕も分からないですけど、最近二塁打出てくれているのは、僕にとっては凄くいいことだと思うので。なかなか出なかったんで、何が理由かちょっと分かんないです」

 【NPB通算二塁打10傑】
1位 立浪 和義(中日) 487
2位 坂本 勇人(巨人) 450
3位 福本 豊(阪急) 449
4位 山内 一弘(広島) 448
5位 金本 知憲(阪神) 440
6位 稲葉 篤紀(日本ハム) 429
7位 王  貞治(巨人) 422
8位 張本  勲(ロッテ) 420
9位 長嶋 茂雄(巨人) 418
10位 松井 稼頭央(西武) 411
※所属は最終、現役は坂本のみ

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