巨人、痛恨の逆転負けで今季初の4連敗 貯金5→1に 堀田、東京ドーム初勝利目前で打たれる

[ 2024年5月22日 21:17 ]

セ・リーグ   巨人2―4中日 ( 2024年5月22日    東京D )

<巨・中>6回、イニング途中での降板となり悔しさをにじませる堀田(撮影・木村 揚輔)
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 巨人は中日に逆転負けを喫し、1分けを挟んで4連敗。最大5あった貯金が1に減った。

 巨人の4連敗は今季初。最後に勝ったのは15日のDeNA戦(福井)で23日は試合なし。24日には9日ぶり勝利を懸けて阪神と敵地・甲子園で激突する。

 滑り出しは順調だった。丸が2023年6月4日の日本ハム戦(東京D)以来自身通算11本目となる初回先頭打者アーチを放って先制。3回には主砲・岡本和の犠飛で2点目が入り、序盤で2点のリードを奪った。

 だが、5回まで3安打無失点と好投していた先発右腕・堀田が2―0で迎えた6回につかまる。

 2死走者なしから田中、福永に連続四球を与え、細川の適時打とカリステの2点適時二塁打で一挙3失点。プロ5年目で初となる本拠・東京ドームでの勝利が一瞬で消滅すると、7回には大江、馬場のリレーで4点目を失った。

 前日21日に23歳の誕生日を迎えていた堀田は試合前まで無傷の今季3勝を挙げていたが、6回途中5安打3失点で今季初黒星。先発試合では今季4試合目で初失点だったが、無念の2年ぶり敗戦投手となった。

 なお、35歳の坂本は3回の第2打席で小笠原から左翼線二塁打を放ち、立浪和義(中日)以来史上2人目の通算450二塁打を達成。さらに2022年3月27日の中日戦(東京D)以来2年ぶりの1試合4安打で通算188度目の猛打賞を飾り、自身の持つセ・リーグ記録を更新した。

 坂本はこれで自身の現役最多記録を更新する通算2363安打として落合博満(日本ハム)の歴代12位記録、通算2371安打まで「あと8」としている。

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