43歳ソフトバンク和田「奇跡」2勝目 40代22勝歴代単独4位 20年ぶり大阪で白ユニ、再び勝利投手

[ 2024年5月22日 20:53 ]

パ・リーグ   ソフトバンク12ー0楽天 ( 2024年5月22日    京セラD )

<ソ・楽(9)>先発登板する和田(撮影・後藤 正志)
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 首位・ソフトバンクは22日、京セラDで楽天と対戦。12-0で下し、6連勝を飾った。先発の和田毅投手(43)が7回無失点の快投で2勝目を挙げ、日本通算160勝とした。また、40代通算勝利数を「22」に伸ばし、歴代単独4位に立った。

 3回までパーフェクトピッチング。4回、先頭・小郷にこの日初めての被安打となる左前打を許したが、続く村林を併殺に打ち取ってピンチの芽をつんだ。味方打線からは4回までに10点の大量援護。まったくペースを乱すことなく淡々と腕を振り、7回までわずか3安打。二塁すら踏ませない好投で無失点に抑え、8回からは2番手・津森にリレーした。

 これまで40歳以上での勝利数は1位が中日・山本昌40勝、2位が西武・工藤38勝、3位が毎日・若林36勝。4位が楽天・下柳、広島・黒田、和田の21勝だった。和田は22勝とし、単独4位となった。

 この日は「白のキセキ2024」として、京セラDでのホームゲームとして行われた。

 ダイエー時代の2004年7月19日・オリックス戦で当時プロ野球界初となるユニフォーム配布イベント「白の奇跡 福岡ドームからの挑戦」を開催。今回も、原点のホームユニホームで「ドームを白一色に染める」という企画が行われ、来場者に白のユニホームが配布された。

 和田はその試合で先発し、被安打1で完投していた。

 試合後、お立ち台に立った和田は「奇跡だなと。このマウンドに立てると思わなかった」と万感の表情を浮かべた。

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